google-site-verification=R_jtdEiy7NgMzitT_4Fix0HsbE7mmAahgT3eLxLDCj4 上海浦東空港 市内へ移動 交通 空港リムジンバスで市内へ(1号線 浦東空港ー虹橋空港) | 一人中国旅行・出張でも困らないための・上海出張渡旅鳥による役立つメモ帳

上海浦東空港 市内へ移動 交通 空港リムジンバスで市内へ(1号線 浦東空港ー虹橋空港)

交通・渡航・飛行機

中国上海の浦東空港から市内に行く、空港リムジンバスについて書きます。

上海にある2つの空港

上海には浦東空港(プドン)と虹橋空港(ホンチャオ)の2つの空港があります。東京に例えると、元々ある市内に近い虹橋空港が羽田空港。後に出来た郊外に位置(遠距離)する浦東空港が成田空港です。東京発着の国際線は一度成田に移管されましたが、利便性を考え羽田空港にも再度国際線が就航することになりました。上海も同じように基本的に国際線は浦東空港に移管されましたが、ビジネス用途が高い近距離の首都間路線の一部は虹橋空港(ターミナル1)に就航しています。例えば、羽田ー虹橋、金浦(ソウル)ー虹橋、松山(台北)ー虹橋、香港ー虹橋などです。

日本の多くの空港からは浦東空港に発着しますので、今回は浦東空港からのリムジンバスについて書きます。虹橋空港から出る空港リムジンバスとしては空港1号線の浦東空港行きだけだと思います。

浦東空港リムジンバスの概要(空港から市内へ)

空港リムジンバスは路線に応じて路線番号が振られており、例えば空港1号線は浦東空港と虹橋空港及び虹橋鉄道駅を結ぶ路線です。コロナ前から空港リムジンバスの運行路線が減っており、現在、空港3,5,6号線は休止または廃止されており欠番になっています。

昔は古北地区で日本人が多く宿泊していた虹桥宾馆の傍から徐家匯経由で運行していた3号線も廃止されました。その他、日本人観光案内に出てくる静安寺近くにあるバスターミナル(上海機場城市航站楼)の路線の発着もなくなりました。

虹橋空港、古北地区 方面

日本領事館や日本の飲食店も多い古北地区に行くのであれば、虹橋空港行きの空港1号線に乗り、そこから目的地に向かうのが便利だと思います。ちなみに、虹橋空港には地下鉄2号線、10号線が乗り入れているので便利です。虹橋路周辺であれば10号線、天山路周辺であれば2号線になります。ちなみに、虹橋空港と虹橋鉄道駅は隣り合わせに位置しているので、そこから新幹線に乗るにも便利です。

ちなみに浦東空港と虹橋空港とは地下鉄2号線で結ばれていますが、空港鉄道というよりは通常の地下鉄路線であり、同じ線なのに途中で電車を乗り換えないといけないという不便な路線なのでお勧めしません。乗車人口の関係からか編成(両数)が変わるようで、空港行きの編成は短い両数です。

現在、浦東空港と虹橋空港を新たな鉄道路線で結ぶ計画で、間もなく開通予定です。これが完成すれば便利になり、空港バス1号線は廃止になることが予想されます。

写真:地下鉄2号線 浦東空港付近(地下鉄といっても上海の地下鉄は郊外は高架を走ります)

外灘、人民広場、南京南路などの中心部繁華街 方面

観光地の多い、外灘、人民広場、南京南路などの中心部繁華街に行くには、空港2号線の「普安路延安东路」行き

上海駅 方面

上海駅へは、空港4号線の「上海駅(北広場)」行き

上海南駅 方面

上海南駅へは、空港7号線の「上海南駅」行き

※上海には3つのターミナル駅があり、上海駅、上海南駅、虹橋駅(虹橋空港と直結)です。

浦東新区 方面

浦東新区へは、空港リムジンバスではなく、リニアモーターカーで終点の龙阳路駅まで行き、そこから地下鉄かタクシーで行くのが早くて便利かと思います。

空港リムジンバスの各路線

  • 空港1号線 : 机场一线 终点站:虹桥枢纽东交通中心(虹桥T2候机楼:虹橋空港ターミナル2、虹桥火车站:虹橋鉄道駅)
  • 空港2号線 : 机场二线 终点站:普安路延安东路(张杨路云山路站、德平路浦东大道站、浦东大道氵原深路站、浦东大道东方路站、延安东路浙江中路(人民广场:人民広場)站)
  • 空港3号線 : 欠番
  • 空港4号線 : 机场四线 终点站:上海火车站:上海駅(北广场:北広場)(五角场站、运光新村(大柏树)站、虹凵足球场(花园路)站)
  • 空港5号線 : 欠番
  • 空港6号線 : 欠番
  • 空港7号線 : 机场匕线 终点站:上海南站:上海南駅(川沙路华夏东路、上南路华夏西路)
  • 空港8号線 : 机场八线 终点站:南汇汽车站
  • 空港9号線 : 机场九线 终点站:莘庄地铁站(南广场)

※赤い文字の部分が日本人が多くいく場所だと思います。空港8・9号線などは日本人の多くが必要ないかと思われるので説明は省きます。

(2024年4月現在の運行状況なので常に最新の情報を確認してください)

ちなみに空港1号線の始発は1時間ぐらいで着くように書いてありますが、昼間なら1時間から1時間半程度、大渋滞したら2時間程度見ておく必要があります。

タクシーで行く場合

タクシーで行くのは便利でいいと思います。浦東空港から古北地区までは渋滞がなければ1時間ちょっとで料金は200元前後(5000円前後)。この距離で、日本から考えれば安いと思います。ただ、海外タクシーでよくあることですが、中にはよくない運転手もいます。確率的には高くはないですが、これまでそういった経験が2度ほどありました。1つはかなり遠回り、もう一つはメータを細工してるっぽい、いつもと同じルートで渋滞もしてないのに1~2割高い。高速でもめて途中で降ろされたら困るので、それ以来空港バスのほうが嫌な思いをしなくて済むので気分が楽ですね。

空港リムジンバスが運行時間外の場合(早朝など)

配車アプリのdidiで呼ぶ方法もありますが、早朝の予約などの場合、運転手が電話をかけてきて面倒なことになります。外国人にとって配車アプリやスマフォ決済など便利なのか不便なのかわからない感じですね。これについてはまた別の機会に書きたいと思います。

空港リムジンバスに関する中国語メモ

中国語の表記も出てくるので、空港リムジンバスに関する中国語をまとめました。

  • 空港リムジンバス ⇒ 机场巴士(ジーチャンバーシー)
  • 空港1号線 ⇒ 机场线(ジーチャンイーシエン)イー、アール、サン、スー・・・
  • 虹橋鉄道駅 ⇒ 虹桥火车站(ホンチャオ フゥォーチャー ジャン)
  • 路線 ⇒ 线路(シエンルー)
  • 上海駅 ⇒ 上海火车站(シャンハイ フゥォーチャー ジャン)
  • 上海南駅 ⇒ 上海南站(シャンハイ ナン ジャン)
  • 第1ターミナル ⇒ 号楼(イーハオロー)
  • ~行き ⇒ 开往 ~(カイワン)例:开往浦东国际机场
  • 終点 ⇒ 终点站(ジョンディエンジャン)
  • 浦东国际机场 ⇒ 浦東空港(プドン グゥオジー ジーチャン)

赤色の部分は数字なので、その部分を変えれば応用できると思います。

空港リムジンバスに乗る

浦東空港のターミナルは主に2つ

浦東空港にはターミナル1、ターミナル2があり、その他にそれぞれのターミナルにつながるサテライトターミナルがあります。

ちなみに、ターミナル1は中国東方航空をはじめとするスカイチームやワンワールド系のJALなどが主に利用。ターミナル2は中国国際航空などのスターアライアンス系が利用しANAもターミナル2を利用しています。中国南方航空は以前は中国東方航空と同じスカイチームに属していましたが、その時もターミナル2だったのでそれほど明確には分かれていない気もします。

浦東空港の空港リムジンバス乗り場

空港リムジンバスの乗り場はターミナル1とターミナル2にあります。バスはターミナル1を出発し、ターミナル2を経由して市内へ向かいます。なのでどちらで乗っても大丈夫です。

空港リムジンバスの乗り場はターミナル1だと到着出口を出て左に少し行ったところにあります。ターミナル2は到着出口を出るとリニアモーターカーやタクシー、バスなどの案内板が見えると思うので、「机场巴士」の案内に従い進むとあります。ちょっと離れています。渡り通路のようなところを行くのですが、途中で階段かエレベーターで降りるのですが、そこが分かりにくいので案内板を見逃さないように進んでください。

まずはチケット購入

浦東空港から乗る場合

現金の場合、まず乗り場近くにあるチケット売り場「机场巴士服务中心(空港バスサービスセンター)」であらかじめチケットを買います。支払うとレシートのようなものが渡されます。

ターミナル1のチケット購入窓口は空港1号線乗り場の前にあります。

ターミナル2のチケット購入窓口は空港1号線乗り場の前にあります。

料金とシステム

料金

上の表(右列)にある通り、空港バス1号線の料金は大人1人36元(均一)です。空港バス1号線は均一料金ですが、後から書く別の路線は距離別の料金で通常の空港リムジンバスとは違う感じです。

現金の場合

ちなみに、上海交通カードでも決済できました。交通カードの場合、左上の「現(現金)」の文字が「卡(カード)」になっていました。

クレジットカードのマークは窓口にいっさい掲示されていなかったので、次回使えるか確認してみたいと思います。

中国の税金番号の入った正式な領収書はレシートにあるQRコード(下の方)から自分でダウンロードしろとのことでした。

スマフォ決済の場合

見ているとほとんどの中国人はスマフォ決済で運賃を支払っています。自分の場合は領収書かレシートのようなものが欲しいので、チケット売り場の窓口で払うようにしています。

スマフォ決済の場合は、窓口に行く必要はなく乗車時に係員の携帯端末で決裁していました。ただし、紙の領収書のようなものはなく、スマフォ決済の場合は領収書はないと言われました。Wechat Payなどのスマフォでの決済が可能なようです。

チケット確認乗車

以前は車内で発車する際にチケット売りのおばちゃんが乗り込んできて、乗車証のようなものを渡してくれましたが。その方式ではなくなっていました。乗り場によって方式がちょっと違うので注意してください。

空港1号線

ここからはいつも乗る1号線について書きます。(反対に言うと他の路線はあまり乗ったことがないので・・・正直詳しくはありません)

乗り場

虹橋空港行きの空港1号線だと「机场一线 浦东机场开往虹桥枢纽东交通中心」と表示された乗り場です。路線ごとに乗り場が並んでいます。空港1号線はチケット売り場の目の前です。

乗車時

基本的に1号線では、日本のように運転手(男性)がチケットに関することにはタッチしません。チケット担当の人が対応します(大体の場合女性)。

チケットのチェック、モバイル決済は乗る場所とタイミングによって臨機応変に対応している感じです。ある時は乗車後車内で、ある時は乗車時にスマフォ決済orスキャンでした。ちなみに途中のターミナル2は毎回乗車時にスキャンでした。一応乗車人数もカウントしているので。

空港1号線以外の他の路線

だいぶ前に上海南駅行きの7号線に乗ったことがあります(※現在は変わっているかもしれません)。このバスはチケット価格を見ると4~20元とあるように、空港リムジンバスというよりは通常の市内を走るバスと同じようなもので、座席からしてもリムジンバスのイメージとは大きく違い、座席もプラスチックで硬いものです。床下の荷物を預けるスペースもありませんでした。なので市内用のバスにスーツケースを持って乗車する感じになります。

運行形態は、運転手の他に車掌が乗っており、いくつかの停留所を経由しながら目的地へ向かいます。乗車すると車掌が巡回してくるので、行き先を告げ運賃を支払う形です。普通のバスと同じですね。なので領収書的なものはなく、小さな数字が印刷されたペラペラの紙をくれるだけです。(汗)

車内

再び1号線の話に戻ります。

乗車する前に、床下にある荷物スペースに自分でスーツケースを入れます。日本のように係員の人が丁寧に載せてくれるようなことはありません。荷物預かり証の半券を渡してくれるようなこともありません(汗)。こちら側のスペースがいっぱいになれば、バスの反対側に回って(自分で)収納するように言われます。後ろからくる車にひかれないように注意が必要です(汗)。

降りるときも、自分で荷物を探し降ろさなければなりません。あとから乗車した人は手前の荷物を押し込んで自分の荷物を入れてくるので、自分の荷物が奥の方に入っていることも多々あります(汗)。

これだけ知っていれば、戸惑うことはないと思います(笑)。

入口は前方と中央の2カ所ありますが、乗車時は前方のドアのみ開きます。降車時は2つとも開きます。

車内は自由席です。ちなみ、トイレはありません。

シートベルトが壊れている席やリクライニングが壊れている席も多くありますので注意して下さい。ちゃんとメンテナンスされている感じはないです。日本を基準に考えると、どこの国でも多かれ少なかれ悪いと感じると思いますが・・・。

浦東空港 ⇒ 虹橋空港(ターミナル2)

浦東空港を出発すると、虹橋空港へ直行します。

虹橋空港ではターミナル2に着いた後、数百メートル直進し、1分ほどで虹橋鉄道駅に到着します。終点は虹橋空港ターミナル2と直結する虹桥枢纽东交通中心(バスターミナルで地下鉄とも直結しており、地下鉄駅の真上)です。

ターミナル1には行かないので注意してください。ターミナル1に行くには虹橋空港ターミナル2から地下におり、地下鉄10号線に乗りターミナル1まで行くことができます。

虹橋空港ターミナル2(国内線)出発ロビーのある階に着きます。写真の場所がバスが到着した付近です。

次にここから数百メートル進んだ並びにある虹橋鉄道駅に着きます。

終点は虹桥枢纽东交通中心(虹橋ハブ東交通センター)です。

この写真の上の階が虹橋空港の出発エリア。今いる階がバスの発着する階ですが、空港バスは出発のみで、到着する階は先ほどの空港の出発フロアーと同じ上の階です(上の写真)。一番下に見えるのが地下鉄の駅で、2号線と10号線があります。駅名は「虹桥2号航站楼站(虹橋ターミナル2駅」で虹橋空港ターミナル1に行くには地下鉄に乗り1駅で行けます。機能が垂直に積層しているイメージです。

この虹橋空港はターミナル1・2の他に新幹線駅、地下鉄やバスなどのターミナルでありとても巨大な施設です。虹橋空港から東西に分けて機能も分割され、バスセンターなども東・西あるので注意してください。

虹橋空港(ターミナル2) ⇒ 浦東空港

虹橋空港の浦東空港行きバス乗り場は1つしかありません。

到着時は虹橋鉄道駅にも止まりましたが、出発時には乗り場はありませんので注意してください。

そのため、市内から空港リムジンバスに乗る場合は、地下鉄2、10号線の「虹桥2号航站楼站(虹橋ターミナル2駅」で下車し、その上にある「虹桥枢纽东交通中心(虹橋ハブ東交通センター)」に向かってください。市内からのバスで虹橋空港に来た場合もここに着きます。

浦東空港行きの空港リムジンバス(空港1号線)は2号候车室から出発します。

この中にチケット売り場があるので、現金の場合は列に並ぶ前に窓口で支払いが必要です。スマフォ決済の場合はそのまま列に並んで大丈夫のようです。

浦東空港とは違い、虹橋空港の乗り場は開札までドアは閉まっており、時間が来たら係員がスマフォ決済か、あらかじめ窓口で支払ったレシートをスキャンして通してくれます。

その後は浦東と同じく、自分で大型の荷物(スーツケース)を収納スペースに入れます。ここでも浦東空港と同じく、手前の荷物スペースがいっぱいになれば、自分で反対側に回って荷物を入れなければなりません。

ちなみに以前は乗車後に運賃を支払っていましたが、写真にあるようにチケット確認後に乗車の方式のい変わっています。昔に乗られた方は注意してください。

途中、黄浦江を渡る頃、遠いですが上海タワーや上海の森ビル(写真右)が見えます。

虹橋空港から1~2時間で浦東空港が見えてきます。

初めに到着するのは浦東空港ターミナル2の出発フロアーです。

人と荷物を降ろし終わるとすぐに発車し、ぐるりと回り、写真左側に位置するターミナル1に到着します。

注意

上海は渋滞も当たり前のようなものなので、時間には十分注意して下さい。ちなみに空港についてからも、以前のように出発の2時間前ではぎりぎりな感じがします。チェックインカウンターや、セキュリティーチェックは以前より時間がかかっている気がします。また、サテライトターミナルができたことによる、移動にも時間を要するゲートがあるため注意が必要です。ちなみに、本ターミナルとサテライトターミナルは空港内の地下に設けられたシャトル鉄道で結ばれています。

空港リムジンバスは廃線や運航スケジュール、路線なども大きく変わることがよくあるので、乗る際には最新の情報を確認してください。