関西空港が大型台風で長期全面欠航に・・・
日本に超大型台風が到来とのことで、被害がなかったか家に電話することに・・・。
上海滞在中にスマフォで日本のニュースを見て愕然としました
家族「大丈夫なの?」
自分「何が・・・?」
家族「関西空港に船がぶつかって・・・」
自分:訳が分からず、頭の中は「???」いっぱいの中、ネットのニュースを見ると、連絡橋に給油タンカー接触。「えー」
海外にいても日本のニュースをこまめにチェックしておいた方がいいですね。特に帰国にかかわるものだとなおさらです。
まさか関西空港が冠水し連絡橋にタンカーが接触するとは・・・
2018年9月4日、日本に上陸した台風21号による高潮の影響により関西国際空港島が冠水。滑走路をはじめ、運航に携わる機械類、建物内に設置されていた電源設備にも浸水し電気も不通になる事態に・・・。
その上、強風の影響により制御不能となった給油タンカーが対岸と空港をつなぐ連絡橋に衝突。交通も寸断され孤島となった関西空港。台風通過後も空港の機能が回復するまでの2週間強、国際線などで長期間欠航が相次ぎました。
そのため予約済みの座席を他の空港発着便へ振り替える必要が発生します。こうなれば少しでも早く連絡しなければなりません。同じように予約している他の乗客の振替が必要となりますから・・・。
予約便が欠航に・・・何よりもまずは予約変更の連絡を
自分はこの台風が日本へ上陸した時はちょうど上海に滞在中(出張:8/28~9/8の予定)で、帰国便はその影響をもろに受けるかたちとなり予約便の変更が必要となりました。
9月8日 中国東方航空:上海虹橋空港ー煙台ー関西空港
翌日、滞在中の上海から中国にある中国東方航空の日本語対応窓口に電話で連絡すると・・・。
日本に就航している中国系の大手航空会社であれば日本支社がありコールセンターでも日本語の話せるスタッフが対応してくれます。
しかし、海外にいる場合であれば、日本の窓口にかける場合は国際電話となります。通常でも電話を変えても順番待ちだったり、すぐつながらないことも多いですよね。それこそ予約変更の電話が殺到しそうなときには、1時間繋がらないことも普通にあります。その間も国際電話の料金はかかってしますので、気が気ではありません。
中国国内のコールセンターの日本語窓口に電話(国内通話)
中国系航空会社の場合、日本だけではなく中国国内の電話回線でも日本語対応の窓口があったりします。今回はその中国東方航空の日本語対応窓口にかけることにしました。
まずは普通に中国国内のコールセンターに電話します、機械の応答で言語を選択することができますので、日本語対応の番号を押してしばらく待つことにはなりますが、日本語の話せるスタッフが対応してくれます。
まずはこちらのチケット予約番号を伝えるとチケット内容を確認してくれます。
そして現在の状況を確認すると・・・関西空港の発着可能となるまで運休が決定とのこと。関西空港のダメージは大きく3日後の便は確実に無理とのことで、どうすればよいか聞くと・・・。
航空会社側の返答は「チケットの払い戻し」または「目的地の振替」で対応・・・。「目的地振替!」ありがたい。っということで、さっそく振替してもらうことにしました。
振替対応の条件は1回限り
ただし、変更は1回のみ。それと振替地からの・・・例えば電車代などは搭乗者負担・・・。
目的地を関西空港から名古屋・中部セントレア空港へ振替してもらったのですが、セントレア空港から名古屋駅までの名鉄μスカイ、名古屋駅から関西までの新幹線代などは搭乗者負担になります。
ちなみに・・・この時、朝から中国東方航空以外にも中国国際航空などのホームページを見てました(他が飛べば飛ぶ可能性もあるかと思い)。中国国際航空では当初、日付の振り替え対応は可能、しかし目的地の変更は不可でした、のちには目的地の変更にも対応となりました。このような場合対応も時間単位で変わることもあるので、常に最新の情報に触れることが大切だと改めて感じました。
予約変更後にチケット番号などを念のため確認すると・・・
帰りの到着地を変更したら、チケット番号(机票号)も変更になっています。番号が変わっても乗客側は何も特段替わることはありませんが。チェックインの際に予約確認のためにチケット番号があった方がスムーズだと思うので・・・変更後はチケット番号や予約番号を確認した方がいいですよね。ほとんどの場合、登録済みのパスポート番号でも確認できるので聞き忘れたりしても問題はないと思いますが・・・。
中国の場合予約の確認がSMSで送られてくるので・・・。
この時も中国東方航空の会員登録にある中国の電話番号にSMSが送られてきました。
さあ~帰ります。時には違う景色が見られるも悪くはないです!
上海虹橋空港ー煙台蓬萊空港ー大阪・関西空港
⇩ 変更
上海虹橋空港ー煙台蓬萊空港ー名古屋・中部セントレア空港
今回は便を変更したため、当初の予定より煙台空港でのトランスファーの時間が短くなってしまいました。多少不安でしたが、朝一の便は遅延が少ないので大丈夫だろう・・・とは思っていました。・・・が、念のため機材が前日夜に最終運航で上海に到着済みなのかはネットで確認してました(笑)。
MU9073便(上海航空運航便)上海虹橋空港6:50-煙台空港8:50
早朝、上海虹橋空港から出発です。離陸が6:50発なので、国内線の1時間前のルールで行けば空港には5:50分までには着かなければなりません。
今回は都心部から遠い上海浦東空港(東京で言えば成田空港)ではなく、国内線メインの上海虹橋空港(東京で言えば羽田空港)からなのでだいぶ楽です。
それも、上海での居住地であるアパートメントは空港のすぐ近く(地図で見ればすぐ横)、タクシーで30分もあれば余裕で着きます。
なので、経由便ですが実は快適な面もあります。(直行便の方が楽は楽ですが)
朝日がまぶしいですが上海上空の風景がきれいでした。2時間ほどで中国・煙台蓬萊空港に到着です。
中国・煙台蓬萊空港でトランスファー
煙台空港は国際線の本数も少なく国際線エリアも小さいためなのか、出発の90分前からチェックインが始まります。はじめ間に合うのか心配になりましたがすべてがコンパクトなので90分でも余裕なんですね(笑)。
MU5073便 煙台空港 10:35ー中部セントレア空港 14:00
景色は毎回違うのが理想です・・・木曽川と長良川の中州が見え、いつもと違う景色が見れ気分上々です。
名古屋港コンテナターミナル上空から中部セントレア国際空港へ着陸です。
関西空港からの振替便が多いのか、到着・入国手続きエリアは結構混んでいました。この後、名鉄と新幹線を乗り継いで関西まで帰りました。
スーツケースはセントレア空港で宅配にしたので新幹線でも楽に帰れました。このような場合にスーツケースの宅配はほんとに便利ですよね。
実は・・・もう1件 予約変更する必要があったんです(汗)
この数日後にSFC修行で関空から北京経由でマレーシアのクアラルンプールに行く中国国際航空のチケットなんですが・・・。帰国翌日、コールセンターへ電話して、関空ー北京間の便を成田空港ー北京便へ振替してもらいました。これが結構大変で、関空から中国へ帰国予定の訪日中国人が一斉に振替をするので・・・